半ニートブログ

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創作における前作主人公の扱い

どうも、ほげぴよです。

シリーズ物の作品には付き物の主人公交代。毎回舞台を一新している作品に関しては関係ありませんが、大体の作品は一新によって前作ファンが離れるのを防ぐために地続きの続編が作られますよね。

 

新主人公と前作主人公の共演は上手くいけばかなり盛り上がります。しかし、私が今まで触れてきた作品にはこの前作主人公の扱いに失敗して賛否両論の評価になったものをそこそこ見てきました。

 

そこで前作主人公という題材はどう扱えば良いのか?ということが気になったので私なりに考えてみることにしました。

 

 

批判されやすい扱い方

前作主人公の扱いで批判されそうな要素をいくつか思いつきました。

ちなみにこれは善人寄りのキャラクターを想定しています。悪役の主人公に関しては当てはまらないと思いますのでご了承ください。(そもそも悪設定自体ニッチな上シリーズ展開されないことがほとんどなので存在するかどうか疑問ですが)

 

1.噛ませにされる、落ちぶれる

前作終盤を乗り越えた主人公が新たな敵に負けてしまう展開は前作ファンとしては複雑でしょう。ただ勝ってしまうと新主人公の出番が無くなってしまうので途中まで善戦する描写や全力を出し切れない状況にあったという設定にすることで敗北の説得力が生まれ、自然な展開になるかと思います。

 

また高潔だった主人公が何らかのきっかけでやさぐれ、悪事も厭わない性格になっていたら前作のイメージが崩れ、ショックを与えると思います。

 

後に更生させる展開ならば問題ありませんが悪事の度合いが大きすぎたり、性格が変わったきっかけに共感が得られないと批判されることでしょう。

あまりにリスキーすぎるので批判を気にせず自分の描きたい展開を優先させたいという理由がなければ避けた方が無難だと思います。

 

2.新主人公を差し置いて活躍してしまう

前作に配慮しすぎたり製作者自身が愛着を持ちすぎると起こりやすいと思われます。

 

ファンは嬉しいでしょうが、今作から入った人や新主人公の活躍を楽しみにしていた人からは反感を買います。

 

活躍させると前作主人公の格を示すことができますが、あくまでサポートに徹し美味しいところは新主人公に譲らせましょう。 

 

3.劇中で死亡する

 確実に賛否両論になります。

そもそも、前作で生き残ったキャラクターを殺してしまえば批判が起こるのは当然です。(ガ〇ダムとか結構やっていますけど)

 

しかし展開次第では盛り上がる要素でもあるので上手く使えば名作になる可能性はあります。

 

ただゲームの前作主人公は基本的にはこれまでのゲーム体験が加味されたプレイヤーの分身ですから、ファンの思い入れは一層強いはずです。なので殺す場合は他の媒体より慎重になる必要があるでしょう。

 

 戦記物のような神視点で物事が進んでいく作品に関しては個々に対する感情移入がそこまでされないと思うので主人公の死も受け入れられやすそうではありますが。

 

無難な扱い方 

 こうして要素を挙げてみると前作主人公というものは悉く扱い辛いキャラクターですね。

そんな(制作側にとっては)面倒極まりない前作主人公ですがベターと言いますか、比較的受け入れられやすい展開も列挙してみます。

 

1.間接的に登場させる

数百年ほど経過させた舞台で前回の出来事が語り継がれている、または遠い地で活躍していることを噂経由で匂わせる程度にするとファンサービスにもなり評価の高い展開になりやすいと思います。

 

2.新主人公のサポート役

これは先ほども挙げましたが新主人公のサポートとして中盤~終盤あたりで登場させると良さそうです。

 

終始サポートに徹し、決めるところは決めると前作からのファンと今作から入ったファンの両方を(おそらく)満足させられるでしょう。

 

総括

完全一新するに越したことはないと思いますが主人公交代は保険として集客力のある前作主人公を出すのは仕方ないところではあります。

 

 ただし扱いに失敗すると私の経験からしてコミュニティが荒れ、ファン同士がいがみ合う悲しい事態になります。

 

大体は制作側とファンでキャラクターへの思い入れに差があったことが原因だと思いますが。

 

 私も適当に話を考えた時は物語全体に目が行きキャラクターに対しては思い入れがなかったので、制作側だと自分の考えたキャラクターが感情移入されていることに中々気づかないのかもしれませんね。